現在、北杜市武川町柳澤地内において、県営ほ場整備工事に先立つ遺跡の発掘調査を実施しています。つきましては、下記のとおり現地説明会を開催することとなりましたので、お知らせします。

　垈場（ぬたば）遺跡は、釜無川の支流「石空川」の扇状地端に立地する、縄文時代中期中葉～後期初頭、晩期、平安時代の集落跡です。これまでの調査で、多数の竪穴住居跡が発見され、それに伴い土器・石器のほか、精巧なつくりの顔面装飾や土偶なども出土しています。
　今回の見学会では、縄文時代中期中葉の竪穴住居跡、中期末の配石遺構、掘立柱建物跡、後期初頭の柄鏡形敷石住居跡などに加え、出土遺物をご覧いただきます。

　地域の歴史を知る貴重な機会ですので、ぜひお越しください。

日　時：令和５年１２月９日（土）　午後１時３０分～３時
場　所：発掘調査現場（北杜市武川町柳澤地内）（チラシ参照）
　　　（「フレンドパークむかわ」の北東300ｍ地点）

問い合わせ：北杜市教育委員会学術課（0551-42-1375）